主役は太鼓になってしまいがちですが、実はとても重要な役割を担っている鳴り物達。
楽曲に奥行き感を出し、舞台を一層華やかに彩り、時には和太鼓達を引っ張る事もあります。
チャンチキ(当り鉦)
多くの太鼓チームが和太鼓以外の楽器も使用していると思いますが、まずはこれ!
地方等により様々な呼ばれ方をしていますが、私たちは主にチャンチキ又は当り鉦と呼んでいます。
金属でできており、その名の通り、“チャン” “チキチ”など特徴的な音色がします。
私たちの使用方法は直接手で持ち、指先や手のひらを使い、余韻や音色を調節しながら打ちます。
拍子木
お神輿等を先導する姿を見た事はありませんか?
見た目はただの角材に見えますが、楽器の向きがちゃんとあり、抜けるような音を出すのは大変難しい楽器です。
因みに、夜回りで聞こえる火の用心、歌舞伎の舞台では幕の切れ目や役者の足踏みに合わせる(ツケ)、
後はお相撲の時にも見かけると思いますが、実は様々な形や素材があり、使い分けられているのです。
チャッパ(手びら鉦)
和楽器は地方によって様々な名前で呼ばれますが、この楽器も「チャッパ」「手びら鉦」etc・・・・・・・・・。
で、私たちはチャッパと呼んでいます。
形状は小さなシンバルといったところでしょうか。サイズも様々ですが、
一般的には四寸~六寸(約12~18cm)を使われているのをよく見かけます。
チャンチキ同様金属でできており、両手に持って、親指や小指で振動や振れを調節しながら演奏します。
鈴
実はこれは完全な洋楽器なのですが・・・・
12月になると街のあいらこちらで聞こえるジングルベル、シャンシャンシャン♪
そう、その音の正体です。
しかし、私たちの楽曲の中にはなくてはならない楽器の一つ、舞台を華やかに彩ります。
[…] 太鼓のできる過程や、鳴り物と呼ばれる太鼓意外の楽器も含めた種類の説明等。。。 […]