2010年から毎年ユーカリ祭りで勇翔太鼓のオリジナルうちわを制作し、ユーカリ祭りに来て頂いたお客様に無料で配布させて頂いてきました。
気が付けば今年で5作目!
と、キリがいいのでここで振り返ってみようかと思います。
まずは記念すべき第1作目!(2010年)
作ろうと思ったきっかけは、
チラシの代わりにお客様に配れば、捨てられずに持って帰って頂けるかなぁ・・・
という邪な気持ちもあったりなかったり・・・
この頃は僕の勝手なイメージ戦略(?)で、とにかく熱いデザイン、そしてインパクト命!(笑)
そして忘れられない第2作目!(2011年)
画像を観て頂ければわかると思いますが、取っ手のない紙製のうちわです。
大事な2作目にして、なぜ紙製のうちわなのか・・・
2011年と言えば、忘れてはいけない、忘れる事のできない歴史的な年ですよね。
そう、東日本大震災があった年です。
あの時は、僕自身の私生活や仕事にも影響を受けました。
それ以上に、大人として、太鼓打ちとして、どう立ち振る舞い行動するべきか考えさせられました。
震災後の混乱などで制作や発注が遅くなったのもありますが、紙製になった一番の理由は、
節電やエコの意識が高まり、うちわの需要が急激に増えた事により、通常のうちわが品薄だったのです。
気を取り直して3作目!(2012年)
さて、この年辺りから、僕が抱いていた勇翔太鼓のイメージに少し変化が。
ある人に、勇翔太鼓のイメージを聞いたところ。
「子供や女性が多くて、華やか」
と言われ、
「あ!そうかも!」と今更気づいたのです(笑)
と言うわけで、今までの熱くてインパクト重視のイメージから一転
華やかで、明るいイメージにチェーンジ!!
そしてこの年から、うちわの柄が丸柄になりました。
東京の盆踊りではうちわの柄を持ってクルクル回しながら踊る曲があり、東京の盆踊りにも参加させて頂いている為なんとなく丸柄にこだわりがあったりするのです。
これまた意味深い4作目!(2013年)
この年は、何はともあれ佐倉勇翔太鼓に名称を改め、正式に和太鼓チームとして走り出してから
20年目の記念すべき anniversary year !!
前年のデザインを継承しつつ、ユーカリ祭りと、地域の皆様に感謝の気持ちを込めてみました。
そして今年5作目!
華やかで明るいデザインも3作目になると、さすがになかなか浮かばず苦労しました(笑)
ちなみに白抜きの羽とシッポ、グラデーションの紗綾型(サヤガタ)は結構お気に入りです。
来年は、デザインの方向性を変えようか悩み中です・・・・・・・・。
こうして振り返ると、図らずも毎年何か意味があり、決して楽ではないけれど、
毎年うちわをデザインし、ユーカリ祭りに来て頂いたお客様に配る事が、ただのチラシ代わりではなく
なくてはならないアイテムになりました。
さ~て来年は6作目!
やっぱり新しいコンセプトでデザインします!!!!
(今はなぁ~んにも思い浮かびませ~ん!)